ハウス食品 × 生活の木 = アロマが香るグミ “アロマカジツ”

食を通じて、家庭の健康に貢献する企業「ハウス食品」が、パートナーとして選んだのは生活の木。
忙しい合間にも心を癒すおやつ、アロマが香るグミを共同開発しました。

心も含めた身体の健康のために。忙しいみなさんの一服の清涼剤になると信じています ハウス食品株式会社 事業戦略本部 食品事業三部 チームマネージャー 田村 紘嗣 さん

田村さんが担当する「とんがりコーン」や、スパイスの叡智が生んだ調味料など、バリエーション豊富な商品。

商品が愛されるためにブランドを強く訴求する

弊社は大正2年に大阪で薬種問屋として創業しました。大正15年には即席カレーの製造を開始し、戦後の消費拡大とともに「バーモントカレー」を主力とする食品メーカーとして成長してきました。カレー以外でも「フルーチェ」「うまかっちゃん」「ウコンの力」など、比較的、社名よりも商品ブランドを打ち出す製品展開が多いです。
スナック菓子業界をみると、国内の需要は伸びています。弊社の「とんがりコーン」はここ10年で120%増を示しています。子どもの頃にスナック菓子に慣れ親しんだ最初の世代(現在50〜60代)が大人になっても食べ続けているところに若い世代が加わり、業界の伸びを支えていると捉えています。

心を満たすおやつシーンの登場

今回新商品を開発するにあたり、注目したのが「間食で心のケア」というキーワードでした。弊社の調査で、おやつよりもっと身近な「パソコンに向かいながら食べる」などの食シーンが登場していることが明らかになりました。そこで小腹を満たす以上に、心を癒すおやつのニーズがあることに気付きました。
心をケアするおやつを考えたときに、注目したのが「香り」です。アロマをおいしいおやつにできないかと様々な商品を研究する中で、生活の木から発売されているハーブコーディアルに出会いました。このハーブコーディアルのように果実のおいしさと植物が持つ香りをうまく表現した商品を目指したいという考えから、「アロマカジツ」のコンセプトが生まれました。

アロマが好きな人に向けた商品開発

新しい機軸の商品なので、目新しい香りを使うことも検討しましたが、まずは商品の認知度を高めることを重視し、生活の木とのタッグのもとで20〜30代の女性に人気の香りを取り入れた「ローズ+クランベリー」「ベルガモット+オレンジ」の2種類を開発しました。グミは製造過程で熱をかけるので、そのときに香りが飛んでしまいます。口に入れたときにはっきりと香りを感じられ、それでいて強すぎないように、特にローズ精油の配合を何度も見直しました。
ベルガモットは敢えて苦味をつけ、ビターな風味を引き出しました。夏場でも、溶けないグミキャンディとして、心のケアにつながるような優しい食感を追求しました。
モニタリングテストも数を重ねました。通常は全体の平均点を上げる商品開発を進めます。新商品では、香りを強くするとアロマが好きな人は高得点、気になってしまう人は低い点数になりました。そこで今回は思い切って「アロマが好きな人にファンになってもらう」という方針を選びました。社内の説得が大変でしたが、開発現場の努力もあって、提案型のいい商品ができたと思っています。
「アロマカジツ」はこれまでのグミキャンディとは異なる「アロマおかし」という位置づけなので、きちんと価値を感じてもらえるよう、まずはライフスタイルショップのような店舗から展開できればと考えています。

身体だけでなく、心も健康にする食品

ハウス食品グループは、現在三カ年計画の中で「食で健康」をテーマに掲げ、身体だけでなく、心の健康にも役立つ食品の市場を作りたいと考えています。今回の「アロマカジツ」を第一弾として、アロマを取り入れた他カテゴリーへの展開も計画しています。
弊社はスパイスやハーブの知見はありますが、アロマには詳しくありません。生活の木さんと協業し、弊社の得意分野とアロマを組み合わせた商品開発が今後もできればと期待しています。
生活に香りを取り入れると見慣れた空間が急に立体的に、新鮮に感じられることがあります。今回の新商品開発を通じて、香りが心に与える力を改めて強く実感しました。これからも香りを積極的に取りいれた商品をみなさまにお届けしていきたいです。

目指したのは アロマとおやつの“いいとこどり” 難しかったのは、「アロマ」を食べるというコンセプトに合った「香り立ち」と、「おやつ」として美味しく感じられる「果汁感」のバランスです。「香りだけ」、「美味しいだけ」のどちらかではなく、良い香りでも果汁のおいしさをしっかり感じられる。このバランスを決めるのは大変でした。
当初、グミ液へのなじみやすさを考慮し、エッセンスを使って開発をしていました。しかし、製造中に香りが飛んでしまう、という問題が。フレーバーをエッセンスからオイルに変更することで、目標とする風味を保持でき、最終的な配合が決まりました。「アロマとおやつの“いいとこどり”ができた!」と自負しています。
※部署名・担当者は、開発当時の所属部署・担当者です。

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